植物観察好きの通訳案内士です。植物観察の万年入門者のレベルから脱却しようと、一念発起して、植物観察メモのブログを作る決心をしました。
英語とフランス語の通訳ガイドなので、仕事で役に立ちそうな以下の情報も、可能な限り調べてみたいと思います。
● 日本名に加えて、学名、英語俗名、仏語俗名
● その植物の原産地
● その植物、同属がヨーロッパや北米に自生しているかどうか
● その植物に関する興味深い話題
ご指導の程、よろしくお願いいたします。
PS 老婆心ながら、写真をクリックすると写真が拡大されます。更にもう一度クリックすると、さらにもう一段拡大されます。細かなところまでよく見えます。
2011年4月9日土曜日
花の構造(英語 / フランス語 / 日本語)
知識を整理するために、ここで、被子植物の花の構造をまとめておきたいと思います。ほぼ、50年ぶりに絵?を描きました。自然観察者は「手書きで観察スケッチを」と教えられたので、これからは、毎日最低一枚を目標にスケッチを続けようと思っています。
① 雄蕊(ゆうずい):一般におしべと呼ばれるもの
英語:Stamen
仏語:Étamine
② 葯(やく):花粉を作る袋状の器官
英語:Anther
仏語:Anthère
③ 花糸(かし):葯を支える部分
英語:Filament
仏語:Filet
④ 雌蘂(しずい):一般にめしべと呼ばれるもの
英語:Pistil
仏語:Pistil
⑤ 柱頭(ちゅうとう):花粉を受け取るための器官
英語:Stigma
仏語:Stigmate
⑥ 花柱(かちゅう):柱頭と子房をつなぐ細長い部分で、花粉管の通路
英語:Style
仏語:Style
⑦ 子房(しぼう):花柱の下の膨れた部分で、受精後発達して果実になる
英語:Ovary
仏語:Ovarie
⑧ 胚珠(はいしゅ):受精後種子になる部分
英語:Ovule
仏語:Ovule
⑨ 花床(かしょう):花托(かたく)とも言う。花弁、萼片(がくへん)、雄蕊、雌蕊などが
着生する部分
英語:Receptacle
仏語:Réceptacle
⑩ 萼片(がくへん):花が芽、つぼみの時、内側にある花冠、雄蕊、雌蕊をおおって保護する部分
英語:Sepal
仏語:Sépale
番外
A. 花弁(かべん):ばなびら
英語:Petal
仏語:Pétale
B. 花粉(かふん):種子植物の生殖のための雄性細胞。葯( やく)でつくられる。
英語:Pollen
仏語:Pollen
C. 花冠(かかん):一つの花の花弁の総称
英語:Corolla
仏語:Corolle
D. 萼(がく):一つの花の萼片(がくへん)の総称
英語:Calyx
仏語:Calice
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