2011年4月9日土曜日

花の構造(英語 / フランス語 / 日本語)


知識を整理するために、ここで、被子植物の花の構造をまとめておきたいと思います。ほぼ、50年ぶりに絵?を描きました。自然観察者は「手書きで観察スケッチを」と教えられたので、これからは、毎日最低一枚を目標にスケッチを続けようと思っています。

① 雄蕊(ゆうずい):一般におしべと呼ばれるもの
  英語:Stamen
  仏語:Étamine
 
② (やく):花粉を作る袋状の器官
  英語:Anther
  仏語:Anthère

③ 花糸(かし):葯を支える部分
  英語:Filament
  仏語:Filet

④ 雌蘂(しずい):一般にめしべと呼ばれるもの
  英語:Pistil
  仏語:Pistil

 柱頭(ちゅうとう):花粉を受け取るための器官
  英語:Stigma
  仏語:Stigmate

⑥ 花柱(かちゅう):柱頭と子房をつなぐ細長い部分で、花粉管の通路
  英語:Style
  仏語:Style

⑦ 子房(しぼう):花柱の下の膨れた部分で、受精後発達して果実になる
  英語:Ovary
  仏語:Ovarie

⑧ 胚珠(はいしゅ):受精後種子になる部分
  英語:Ovule
  仏語:Ovule

⑨ 花床(かしょう):花托(かたく)とも言う。花弁、萼片(がくへん)、雄蕊、雌蕊などが
             着生する部分
  英語:Receptacle
  仏語:Réceptacle

⑩ 萼片(がくへん):花が芽、つぼみの時、内側にある花冠、雄蕊、雌蕊をおおって保護する部分
  英語:Sepal
  仏語:Sépale

番外
A. 花弁(かべん):ばなびら
  英語:Petal
  仏語:Pétale

B. 花粉(かふん):種子植物の生殖のための雄性細胞。葯( やく)でつくられる。
  英語:Pollen
  仏語:Pollen

C. 花冠(かかん):一つの花の花弁の総称
  英語:Corolla
  仏語:Corolle

D. (がく):一つの花の萼片(がくへん)の総称
  英語:Calyx
  仏語:Calice

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