[2011/05/06 千葉県北総花の丘公園] シロツメクサと同じくらいの背丈のオオバコの大群落 |
[2011/05/06 千葉県北総花の丘公園] 茎も葉も白い産毛に覆われています |
【分類 / 学名】
科: オオバコ科 Plantaginaceae
属: オオバコ属 Plantago
種: ツボミオオバコ Plantago virginica
英名: Virginia plantain
仏名: Plantain de Virginie
原産地: 北米
【観察】
オオバコに関しては、ヘラオオバコを覚え、あと、在来種のオオバコを確認すれば十分と思っていたのですが、状況はそうではありませんでした。在来種のオオバコを探しまわったのですが、北総花の丘公園で見つかるオオバコは「ヘラオオバコ」とこの「ツボミオオバコ」ばかりでした。
公園内のドッグランのすぐ横にツボミオオバコの大群落があります。写真はそこの群落を撮ったものです。
ツボミオオバコの特徴は、茎と葉が産毛で覆われていること、大きな群落を作りやすいこと、葉の幅が狭く、へら状になっていることです。簡単な見分け方は全体を覆う白っぽい産毛を確認することだと思います。これも、上記の写真が参考になると思います。
【話題】
<帰化植物の新参者>
1913年に愛知県で最初に確認されたそうですが、日本全土いたるところで目につくようになったのは過去20年前後とのことです。つまり、一昔前までは、珍しいタイプのオオバコだったようです。
<識別は白い産毛>
特に茎がふわふわとした白い産毛に覆われているので、識別が容易です。というわけで、ツボミオオバコにつけた個人的なニックネームは、「産毛のオオバコ」です。参考までに、「ヘラオオバコ」には「襟巻オオバコ」とニックネームをつけました。

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