2011年3月30日水曜日

トサミズキ

撮影:2011/03/23
場所:千葉県北総花の丘公園


今年になって、初めて、この花の存在を意識しました。目には映れど、意識レベルまでは届かない状態が60年間続いていたのでしょうね。

名称:トサミズキ
学名:Corylopsis spicata
英名:Spike winter hazel
仏名:Faux noisetier du japon / Faux noisetier en épi
原産地:日本(四国)

トサミズキ属(Genus Corylopsis)の分布:ある園芸関係のサイトに以下のように説明されていました。
"There are approximately 30 plants in the genus Corylopsis, found widely distributed across temperate to cool regions of Asia."
http://www.wisegeek.com/what-is-corylopsis.htm

そうすると、トサミズキ属は北米にもヨーロッパにも自生しない植物で、園芸用に導入されているのみで、しかも、マイナーな存在であると推測できそうです。

トサミズキ属を指す俗名としては
英語:Winter hazel
仏語:Faux noisetier
が使われているようです。この単語に、英語の場合は頭に、仏語の場合はお尻に形容詞をつけて、種名を示す使い方をするようです。
例 Buttercup winter hazel / Faux noisetier à petites fleurs

このトサミズキ、マンサク科なんですね。北米にはマンサク科の植物があるそうなので、植物好きのアメリカ人にはこのあたりで親戚関係を説明できそうですが、ヨーロッパ人ではどうでしょうか。

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